以前もちょっとご紹介したブービーさんのT4カラヴェルVR6。
このお車、VR6好き且つ実用車・商用車大好きのかまたには垂涎の的。
と、いうわけで今回は図々しくも休日を楽しむブービーさんにゲリラ取材を敢行!
貴重なT4・VR6の全て、とくとご覧あれ。
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このサイトではお馴染み、埼玉のVW・AudiスペシャルショップSanfter Wind(ザンフター ヴンド)さん。
もちろんVR6は得意中の得意。ゴルフ2にVR6を換装したデモカーが圧巻です。
管理人のVR6もココでお世話になっています。
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お馴染み、ブービーさんご自慢のT4・VR6。
この車は正規輸入の乗用モデルとしては日本に1台程度しか生息しないと思われるT4・カラヴェルVR6(以下 T4・VR6)。
右ハンドル、フォルクスワーゲングループジャパン(以下VGJ)の正規モノ。

初めて昼間に拝見したが、10万km近くも走破したとは思えぬほどの素晴らしいコンディション!

初っ端からなんだけど、この写真は今回一番のお気に入り。

左右で大きさの異なるサイドミラーに注目。
往年のメルセデス・ベンツのよう。

ブービーさんはこの車を毎日の仕事の足としてバンバン使っていらっしゃる。カッコイイ!
後ろから。
質実剛健な商用車といった佇まいでありながらドコか愛嬌を感じるのはフォルクスワーゲン・デザインの妙味か?

フロント部。

ドイツ本国でよく見られるドレスアップ手法に、ボンネット前端を延長してヘッドライト上部を鋭角に覆うことによりマスクを精悍に見せる「バッドフェイス」と呼ばれるものがある。
実はバッドフェイスのアイディアの元になったのはこの後期型のT4なのだ。

前期型T4と比較すると後期型T4のヘッドライトは精悍になっている。

下の前期型と比較すると後期型のバッドフェイスぶりが一目瞭然。
このように前期型はオットリした顔。
(これはコレでいい!)

(wikipediaより転載)
右フェンダーにはエアインテークが。
W124型メルセデス・ベンツのディーゼルエンジン搭載車のフェンダーにも同じようなディティールがあるが、なんと同一人物のデザインだそうな。

余談であるが、本国ドイツでは「バッドフェイス」にする際にはこのエアインテークも施すことが暗黙のルールとなっている!
日本でゴルフとかをバッドフェイスにするのであればここまで拘ると通っぽい。
冒頭でも触れたが、左右でサイドミラーの形状が異なる。
ミラーの基部が2本足なのが面白い。
そういえばB3系パサートのミラー基部も2本足だ。

ミラー表面に貼り付けられている小型ミラーは非オリジナル。
こちらは運転席側。

上の助手席側ミラーと比較すると縦横比が明らかに異なる。
いよいよドライバーズシートへ。
プロの仕事場的な佇まい。
ドライビング・ポジションはまさによく言われるフォルクス・ワーゲン的な正しいもの。
妙な角度に傾いているシフトレバーが面白い。
シフトレーバー部。
ご覧のようにドライバーズシート側へ60度ほど傾いている。
これは後部座席に荷物を取りに行くときに、足を通しやすくするための工夫である。

フォルクスワーゲンはコラムシフトの採用に積極的ではない??
メーターはゴルフ4と共通。

夜間はメーターパネルはブルーに、針はレッドに点灯する。
ヘッドライトSWユニットはゴルフ3。
3と4の部品が混在しているばかりか、部品番号を調べると空冷モデルのパーツも存在するらしい。
T4、不思議な車である。
センターコンソール付近にあるエアクリーナーの汚れ具合を示すインジケーター。
これは便利な装備。うちのVR6にも欲しかった。
ホイールハウスを避けるために曲がって取り付けられたアクセルペダル。

旧世代の輸入車(本国LHD仕様)の右ハンドル仕様にはよくあったことらしい。
最近は聞かなくなったが、かつて「輸入車は左ハンドルじゃなきゃダメ!」と言われた理由のひとつ。

でもハッキリいって運転してみると全く気にはならなかった。
後部座席へ。


左側のみスライドドアがある。
実はこの型式のスライドドアのアイディアはフォルクスワーゲンの特許らしい。

開口部は広く、出入しやすい。
2列目のシート。

ミニバンタイプの乗用車は2列目シートが一番居心地がよい。

見た目も立派で座り心地も逸品。
肘掛の先端の黒い部分にあるレバーを回転させることにより肘掛の高さを変えることが可能。

3列目シートはベンチタイプの3人掛け。
写真が無いのは荷物が満載だったから(笑)
そう、ゲリラ訪問だったので、ブービーさんに車内を整理する時間を与えなかったのだ!
済みませんでした。。。
このシートはテーブルにもなる。
こういったアイディアは日本車のお家芸かと思いきやフォルクスワーゲンもなかなかやる!
しかもシートの性能を損なわずにこの機構を実現させているのが素晴らしい。
後席用エアコン吹き出し口。

後席用のエアコンユニットが完全独立しており、トランク部にコンプレッサー・ユニットが存在する。
トランクへ。

二段重ね出来るパネルのアイディアが逸品。縦方向のスペースを有効活用している。
トランク右側。
下部のパネルに注目。この中に後席用エアコンユニットが存在する。
パネルを開けるとご覧の通り。
スペアタイヤ搭載位置。

トランク床下面に装備されることが多いが、T4の場合、タイヤ交換時に荷物を降ろさずにタイヤ交換を可能とするためにこの位置となった。

フランス車にもよく見られる構造である。
エンジンを見せて頂こう。

ボンネット・オープナーが助手席足元にあるのがご愛嬌。
エンジンルーム。
同じVR6エンジンを搭載していながら、その光景はゴルフシリーズとは全く違う。

エンジンは60度ほど前方に傾斜して搭載されている。
エンジンルーム向かって右側の樹脂カバーを外すと室内用のエアクリーナーが現れる。

一瞬、エンジン用と思ってしまうほどの大きさだ。
VR6と書かれたエンジンカバーとグリルを外す。

とぐろを巻いている黒い配管はインマニ。
低速トルクを向上させるために、インマニの距離を稼ぐ考え方か?
エンジンフード裏面。
端部の開口部は先に説明したエアクリーナー部へと導かれている。
エンジンの発する熱気を吸い込まずに新鮮な外気を取り入れる工夫だろう。

黒い二つの球はバキュームタンク。
VGJの証明書。

このT4、元々はVGJが社内で使用するために輸入したものである。
フォルクスワーゲンのイベントやらで目撃した方も多いのでは?

VGJを退役した後は、一般に払い下げられたのだが、このように特殊な経歴を持つ車両には証明書が発行される。

ブービーさん、どうやってこのT4を入手したんだろ??
最後に

取材の後にブービーさんのご好意でT4・VR6を思う存分高速道路で運転させて頂いた!
加速は我がVR6には敵わぬものの、さすがはVR6知らず知らずにとんでもない速度に^^;
途中でゲリラ豪雨に見舞われても動じない!なにせ元がプロご用達の実用車であるだけに運転操作のしやすさは特筆もの。視界もよく高速をぶっ飛ばすには最高の一台だ。(用途が違う!)
ブービーさんとこのまま下関までいってしまうか!?と冗談を飛ばしあったがこれほど快適ならばそれも余裕で可能であろう。
それとこのT4・VR6のエンジンはかなりスィート且つ緻密な回転感であった。我がVR6の荒っぽい回転感が全く無い。トルク特性が異なれど同じエンジンなのにこうも違うか!?アイドリング時もほとんど振動しない。
これには秘密があって・・・この件についてはまた後日。
ブービーさん、取材のご協力とステキな体験をありがとうございました。

追記

後日、「ちょっとT4が欲しくなった」とブービーさんにメールしたら「ミニカーにしときなさい!」と諭された。
ごもっとも(笑)
ブービーさんはこのT4を普段の仕事の足として故障も無くバンバン使っているが、これは愛情をたっぷりかけて整備されているが故なのである。さすが・・・


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