VR6のスロットルボディを清掃しよう!
エンジンの吹けが悪い、アイドリング中にハンチングする、始動性が悪いなどの症状が出た場合、原因のひとつとしてスロットルボディの汚れが挙げられます。
それほど難しい作業ではないので、ぜひ挑戦してみて下さい。


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ターゲットはコレ!!
エンジンに向かって左側奥にあるのがスロットルボディ(以下SB)。
エンジン出力の調整を司る重要な部品ですが、ブローバイガスの影響などで汚れてくると作動不良を起こします。

ちなみにブローバイガスとはエンジン起動中にピストンとシリンダーとのわずかな隙間から漏れてくる未燃焼ガスのことで、排気ガスと違いマフラーから排出されないためエンジン内部に徐々にたまり、エンジンオイルの劣化やエンジン損耗などを引き起こします。
そこでこのガスを燃焼室に再び戻すために吸気側に導いてやるのです。
VR6の場合、エアマスセンサーとSBの間のエアインテークホースにブローバイホースが接続されています。
右写真はブローバイホース部分を拡大。
オレンジ矢印部分の黄色いケーブルのセンサーが繋がっているホースに注目して下さい。
この当りがオイルが滲んだように汚れています。(ホースバンドの隙間からちょっとづつガスが漏れている?)
こうなるとSBも相当汚れている可能性が高くなりますので、ひとつの目安として下さい。
用意するもの
●キャブクリーナー
SB清掃に使います。

●ウェス
キャブクリーナーを染み込ませて汚れを拭きとります。

●プラスドライバー
ホースバンドを緩めるのに使います。

作業開始
まずはエアクリーナーボックスを取り外します。

左写真のオレンジ矢印部4箇所に固定金具を解除し、エアクリーナーボックスを写真手前側から持ち上がるようにすると外れます。
次に、右写真オレンジ矢印各部の部品を外していきます。

@エアマスセンサーケーブル。
(これはエアクリーナーボックスを外す時、一緒に外してもよいでしょう)

Aブローバイホースセンサー

BSBセンサー

Cブローバイホースバンド

DSBホースバンド

@〜Bのセンサー類はケーブルソケットなので手で外せますが、CDのホースバンドはプラスドライバーを使用してください。
上の写真Cの部分からブローバイホースを抜きます。
周りの機器を壊さないよう慎重に。

人差し指上方にも細いホース(ガソリンタンクからのガスを導くホースらしい・・・名称不明^^;)が接続されていますが、このホースはそのままで。

ブローバイホースを引き抜くと、ある程度エアインテークホースが自由になるので、いよいよSBからホースを外します。

外れたホースをちょっと下に向けておくとSB清掃がしやすくなります。

上述の細いホースのみ繋がったままなので、それに負担をかけ過ぎないよう注意して下さい。
ようやく本体に辿りつきました。
パッと見きれいに見えますが・・・
キャブクリーナーを染み込ませたウェスで軽く拭いてみると・・・

SB内にゴミなどの異物が入らないように
拭いて下さい。
なんじゃコリャ!?

軽〜く拭いただけでこれですか!?

(単純に掃除しなすぎ!yamさんに指摘されてから半年後に実施。反省っ!)
SB本体脇に付いているレバー状の部品をクイクイやると、バタフライ板が開きます。
更にこの状態でSBの奥を拭いてあげましょう。
とくにバタフライ板が閉じたときにSBに接する部分を念入りに。

この時絶対に中にものを落とさないように!!

直接キャブクリーナーを噴射して掃除しても良いですが、エンジンがキャブクリーナーを吸い込むと再始動しづらくなるのでほどほどに。

キレイになったら、今までの手順を逆に辿って復旧させましょう。
その際はホース間の接続、ホースバンドの締め付けを確実に!隙間があるとエンジン不調の原因になります。(とくにブローバイホース)

それと同時にゴムホース類はラバープテクタントスプレーでお手入れを。センサー類は接続する際にコンタクトスプレーで接点をきれいにしてあげると尚GOODです。
どんな時に清掃すればいいの?
前述のようにブローバイホースが汚れているときに清掃するのもひとつの目安になりますが、実はこうなってからでは遅すぎます。当サイトから清掃におススメの時期を提案しておきます。(これが”絶対”ではありませんよ)

@季節の変わり目

A梅雨時のように湿度が高い時期で、アイドリングがハンチング(回転数が一定周期でぶれる)するような場合。

いずれの場合もエンジンECUのリセットも一緒に実施すると効果的です。
リセット方法は簡単。バッテリーの
マイナス端子を外し1時間ほど放置、復旧させます。その後エンジンを始動し、水温計が上がりきるまでアイドリングさせれば完了です(^ ^)V

最後に
一見分解が面倒に見える吸気系まわりですが、どこにどのホースが接続されているか観察し、焦らずに作業していけば道は開けます!
更にVR6の吸気系の勉強も出来て一石二鳥。結構楽しい作業です^^
尚、スロットルボディ本体を外して徹底的に清掃する方法もありますが、今回ご紹介した方法でも十分に洗浄効果は得られると思います。あまりやり過ぎると”いじり壊し”の原因になりますから^^;
自分の技量に合わせて整備を楽しんで下さい。


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