VR6のプレナムチャンバーを交換しよう!
プレナムチャンバー。聞き慣れないパーツです。
VR6のフロントウィンドーワイパーの下にある黒い樹脂製のパーツがソレ。(カウルトップなんて呼ぶ方も)
これが傷みやすくて気付いたらボロボロ。
放っておけば??
いやいやダメです。だってその下には・・・
今回はプレナムチャンバーの交換方法云々について解説します。


VR6とは?
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気付いたらボロボロ・・・
 右の写真でオレンジ色の線に囲まれたパーツがプレナムチャンバー(以下プレナム)です。

このパーツが・・・

 ドライブ前にフロントウィンドーを拭いていたら異変に気付きました。

なんとプレナムのフチが欠けているじゃありませんか!

手で触れてみると更に欠ける欠ける・・・

一度崩壊が始まったら誰にも止められない!

 ほらもうヒビだらけ。

このパーツ一見重要なものには見えないのですが、なんとこの下にはVR6の頭脳ともいえるECUがあるんですね。

つまりプレナムが傷んでしまうと、ECUに雨水が・・・

なんでこんな所にECUなんか置くんだ!!

と、叫んでみても始まらない。

早速交換しましょう。
交換に必要な工具
○13mmのレンチ
ワイパーの着脱に使います。

○柄の短いプラスドライバー
プレナムを固定する樹脂製ビスを外します。

あと、ワイパー基部のカバーを外すのにマイナスドライバーも用意しましょう。


ちなみにプレナムは運転席側と助手席側で2分割されており、その新品のお値段は・・・
運転席側 8,300円
助手席側 11,800円

結構高い!しかし出来るだけ新品を驕ってやって下さい。重要な部品ですから。※値段は変動します!
交換しましょう!
 まずはボンネットを開けて、ワイパー基部のカバーをマイナスドライバーでコジって外します。

余計な力を入れて部品に傷をつないように注意して下さい。
ワイパーを外す。
 ワイパー基部のカバーを外すとこんな感じ。
ワイパーアームを固定する13mmのナットが見えてますね。



13mmのレンチで外しましょう。

ワイパーを外すときにフロントウィンドーにぶつけないように注意です。
ゴムパッキンを外す。
 プレナムの前に付いているゴムパッキンを外しましょう。

手で優しく持ち上げればアッサリ外れます。

そういえば夏場だけこのゴムを外してエンジンルームの熱を逃がすなんてワザもあります。
ただ雨が入りやすくなりそうなので注意ですね。

この写真、外したはずのワイパーが写ってますが、ゴムとワイパーの取り外し作業は順番が逆になっても全然OK!
いよいよプレナム本体を外す。
 プレナムを固定している樹脂ビスを外しましょう。
全部で7箇所あります。

このパーツ、安いものなので新品を用意しておくと良いでしょう。
外す際に潰すことが多いです。

 こんな感じに。
柄が短いプラスドライバーだとボンネットに干渉せずに作業がしやすいです。


このビスを外すとプレナムは完全にフリーになります。
ボンネットヒンジ付近のアース線などに注意しつつ、持ち上げながら外してやりましょう。


ところで運転席側のプレナムのみ奇妙に膨らんでいる部分が右の写真から伺えますが、これってワイパー関係の部品をクリアする為のものなんです。

 あと、注意して頂きたいのは、冒頭で述べたとおり運転席側と助手席側でプレナムは2分割されており、その接合部が中央部にあります。(左写真)
助手席側が運転席側の上に被さり重なり合っているので、外す際は助手席側から。
そして復旧する時は運転席側から・・・という手順になります。
プレナムの下には・・・
 これがプレナムの中身です。

@ワイパーリンク
ワイパーを駆動します。
結構ちゃちい^^;

AECU
こんなところにあるの!?
ECU上部に気温センサーが。

Bポーレンフィルター

車内に空気を導入します。
エアコンの風量が弱いときはここにゴミが詰まっている可能性があります。


ちなみに僕のVR6は右ハンドルですが、左ハンドル車はこのレイアウトが全く逆になります。

取り付けはここまでの作業を遡ればOK!
プレナム雑談
 これは外したプレナムを車の室内側から観察した写真。

よく見ると矢印部分に雨水を誘導する溝があるんです。
プレナムが傷み、多少水が入っても、水は直接ECUにかからないように配慮されています。
(プレナムが新品でも若干水が浸入してしまうのはデフォルトのようですが^^;)

しかしこの溝は助手席側だけで、運転席側はワイパーリンクがあるので溝はありません。
う〜ん大丈夫か?



プレナムチャンバー内は結構落ち葉とかホコリとか入ってます。

どこから入るのかしら?と調べてみると、プレナムの左右端に思いっきり開口部があるんですね^^;
右写真矢印に注目。
こりゃ入るわけだ。

しかもこの落ち葉が時に悪さをするんです・・・

 左写真矢印部分にプレナム内に入った水を排水するドレン穴があるのですが、ここに落ち葉が詰まったりすると水が溜まり、最悪ECUが水没⇒法外な修理代・・・!!

これが上の写真のドレン部の拡大写真(右)。

2cm×3cm程度の四角い穴が開いてます。
屋外駐車場の方は時々ここを清掃してドレン穴を確保するようにしたほうがいいかもしれません。

ちなみドレン穴は運転席側の同じ場所と計2箇所あります。
最後に
 いかがでしたか?
それほど難しい作業では無いのでぜひ挑戦してみて下さい。
最後にプレナムが何故傷みやすいのかについて解説します。
紫外線の影響など諸説ありますが、最も有力な説は安いウィンドーウォッシャー液に含まれる低品質メタノールによるものかなと。
ウィンドーウォッシャー液を買うときは樹脂パーツへの攻撃性の低さを謳ったものが良いでしょう。

皆様のプレナムチャンバーが長持ちしますように!


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