VR6専用エンジンコーティング剤に挑む!!
「マイクロなんとか」やら「なんとかX」などなど自動車用品量販店に溢れるエンジンコーティング剤。
ハッキリと効果を体験できるものから、なんとなく効いているように感じるようなオカルトチックなものまで様々。
今回、かまたのVR6はご存知ナカザワ氏が「VR6用に調合した」というコーティング剤に挑む!
そして塗るだけでボディ剛性やらパワーが上がるという怪しげでスピリチュアルな塗料「ミスリル」にも挑戦。
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このサイトではお馴染み、埼玉のVW・AudiスペシャルショップSanfter Wind(ザンフター ヴンド)さん。
もちろんVR6は得意中の得意。ゴルフ2にVR6を換装したデモカーが圧巻です。
管理人のVR6もココでお世話になっています。
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 エンジンコーティング剤。
かまたはこの手のケミカルチューンが嫌いである。いや正確には嫌いであった。
しかしそんな僕にナカザワ氏が「VR6専用コーティング剤がありますよ」と耳元で囁く。
なんでもナカザワ氏の愛車カラヴェルVR6に入れるためにあるメーカーに作らせたらしい。
VR6特有のピストン形状による摩擦の軽減と、冷却系の強化がこのコーティング剤の目的だ。ついでに燃費もよくなる。
出所と成分を尋ねると「それはひ・み・つ」だという。
そんなもの入れられるか!?と思うところだが・・・
ナカザワ氏の話は続く。

【ウワサ1】
基本的にメカニカルチューニングが禁止とされる往年の●●●カップで参加車両 に使用したところ、あまりの速さにCPU改造疑惑が出て、レース後に疑惑解明のた めに再検査されたことがあるらしい。 某アジアンラリーでも好成績を作る。

【ウワサ2】
大手メーカーにも納品されているらしいが、それ以上は語らず不敵に微笑むのみ。

【ウワサ3】
世界的に有名な自転車レース参加車両のハブに入れたところ連続優勝しているら しい。

本当かよ!
しかし、ナカザワ氏は信用できる人物である。
更にVR6専用という言葉にも惹かれ投入を決心した。
で、ナカザワ氏が出してきたのは3本のボトル。このセットで普通に買うと10万円するという・・・
エンジンオイル、燃料ライン、クーラントライン、 パワステ用とそれぞれの系統に施すのが一般的なコーティング剤と違うところである。
ちなみにこのコーティング剤を入れてのエンジン不調は全く保障されない。
しかし、このコーティング剤を投入してエンジンが調子よくなった車はあっても、壊れた車は1台も無いのだという。
 まずは冷却ラインへ。
なにやら透明な液体が注ぎ込まれる・・・
冷却といえばVR6の肝。
だ・・・大丈夫なのか!?

どうでもいい話だが、うちのVR6、LLCはWAKO'Sのクーラントブースターを入れている。おすすめ。
 お次はエンジン。
今度は泥のような色の液体が・・・
もう後戻りはできない。
ついでにうちのVR6のエンジンオイルはMOTUL2100。
僕は好き。
ナカザワ氏は絶対にFINAがいいという。
 今度は燃料タンクへ・・・

更についでにうちのVR6のガソリンはJOMO。
最近ENEOSから乗り換えた。
フォルクスワーゲン車はJOMOのガソリンと相性がよくてパワーが出るとか小耳に挟んだからだ。
「かまたさん、また変なこと言ってるよ」とか思ったあなた。2009年馬力祭りの結果を見たまえ。
 最後はパワステオイルへ・・・

その後、エンジンを始動して1時間ほどアイドリングさせる。
この間、ナカザワ氏とティータイム。
 そして、ついに怪しすぎる塗料「ミスリル」登場。
この塗料、車体に塗ればボディ剛性が上がり、触媒やらに塗ると排気効率が上がりパワーが増すという。
ミステリアスというかスピリチュアルというか、とにかくオカルトチューンとは正にこのことだろう。
これまた成分は秘密なのだという。

パッと見、シルバーの塗料。
GSIクレオス(旧グンゼ産業)でいうところのH8である。
この話、分かる方だけニヤリとして欲しい。

しかしこの塗料の容器といい先のコーティング剤の容器といい、もうちょっと有り難味を感じるものに入れ替えてはどうだろうか?九谷焼とか萩焼の壺とか。(あり得ない。そしてますます怪しすぎる^^;)
この場を借りてナカザワ氏に助言させて頂く。
 ナカザワ氏がうちのクルマの下敷きに〜!!!
じゃなくて、リフトに乗っけてミスリルを塗装中の図。
今回は触媒とフロントスタビに塗ってもらう。
 触媒に塗装完了。
一見ムラがあるように見えるが、ミスリルには塗る方向があるのだそうだ。
うちのVR6の場合、排気の流れに平行に塗って頂いた。
 ついでにフロントスタビの中間点2箇所にサスペンション付近のボルトに点々と・・・

これでボディ剛性が上がる・・・?
じょ・・・冗談はやめて。だまされないわよ!
こうして数々のケミカル・オカルトチューンを施工された我がVR6。
果たして性能は上がったか?
まずは最もアテにならない体感上の違いなどなどの報告。

【VR6専用コーティング剤の効果】(2008年8月に施工)
施工直後、高速を走ったがエンジン音が小さくなったのと、回り方がスムーズになったと感じた。
パワーが上がったというより、VR6本来のポテンシャルを取り戻した感がある。
それと振動。これはハッキリと減った。
2009年の1月。最も寒いこの時期、朝一のエンジン始動時にその効果はハッキリと体感できる。
VR6オーナーならご存知だと思うが、寒い季節のファーストアイドリング時のぶっ壊れるんじゃないか!?と思われるほどの振動が明らかに減少した。
燃費もちょっとよくなったか?ナカザワ氏曰く、更に距離を伸ばすとコーティング剤がより効果を発揮するという。今後に注目だ。
それと、パワステ作動音が小さくなり、油音の上昇が1、2度低くなった。ただしローテンプ化してある自分のVR6にとっては冬場はオーバークール気味かも?

【ミスリルの効果】(2008年12月に施工)
触媒に塗った効果はというと、エンジンの付きが良くなったかな?という感じ。
ちょっとラフにアクセルを踏むと簡単にホイルスピンする。でも塗る前にもラフに踏めばホイルスピンしたかもしれない。これはフラシーボ効果のようにも思える。
しかしスタビ付近に塗ってもらったものは驚くべきことにハッキリと、しかもすぐに効果が現れた。
強めにブレーキングすると挙動が乱される道路があるのだが、この塗装後は全く挙動が乱されない。
これは本当に変わった。ボディが引き締まった感じがする。
横羽線の段差とかも以前は「ドタンドタン」が、塗装後は「タンタン」である。
うそ臭い?僕自身が一番うそ臭いと思っている。
僕はこれでもエンジニアの端くれ。信じたくない。信じたくないけど・・・
塗装膜が車体の固有振動数になんらかの影響を与え、ボディの剛性”感”が上がったように感じるとか?
わからない・・・これは本当にオカルト・・・
ここからはより科学的な検証。
VR6専用コーティング剤とミスリル施工前の2007年と、施工後の2009年の馬力祭りのデータをここに示す。

【2007年 エンジンパワー単】 179.2PS


【2009年 エンジンパワー単】 193.2PS


より分かりやすいように2009年のデータに、2007年のものを重ねてみる。


 いかがだろうか?
2007と比較して13PS向上、カタログ値と比較して23.2psの向上である。
ちなみに2007年時は測定直前にザンフターさんでホイール交換ついでに、オイル交換やら点検やらのメンテを受けて500kmほど走行した直後。条件はよい。
対して2009年は車検直前ということもあり、特にメンテもせず瀕死のバッテリーでの測定という悪条件のなかでの好結果、コーティングとミスリルのお陰だといえるのではないだろうか。
この結果は体感的なドライバビリティの向上(運転しやすさ)を裏付けているように思える。

 こういったスーパーオートバックスでのシャシダイのデータはアテにならない、という話も聞く。
自動車メーカー関係者の方は、実際のデータはカタログ値よりも1割オチが当たり前だという。そうかもしれない。
更に、2007年と2009年の馬力祭りのように、2つのデータを比較する際には気温、湿度などなど同一条件下のもとで2つのデータを取る必要がある。
そう考えると僕のVR6の性能は実は全く上がっていなのか??
(2007年と2009年の測定時の気象条件は驚くほど似ているが)

 上記の意見に対して反論も賛成もできないのが僕の考えだ。
例えば、カタログ値の比較に限って僕の意見を述べると、僕のVR6も、カタログ値を測定したVR6と全く同一条件下で測定してみないと、カタログ値に対して何馬力あるのか?1割減か1割増しなのか?判断できない。
じゃあ”ザルツギッター開発本部”(※1)に僕のVR6を持ち込んで上記のような測定が出来るのか? 誰もそんなこと出来ないのである。
そう考えるとスーパーオートバックスで2回実施したシャシダイ測定結果もまんざら無意味でもないだろう。
2007年と比較して2009年の記録では13PS向上した。これだけが事実だ。

※1 ザルツギッター
VW製エンジンの主工場のある町。工場が無ければただの村 。VWグループの主要エンジンはノックダウン用も含め全てここで開発される。
 ここで紹介した「VR6専用コーティング剤」は2009年3月現在3台まで施工することが出来る。
高コスト故に大量生産できないらしい。
お値段は1台分(エンジンオイル、燃料ライン、クーラントライン、 パワステのセット)で¥31,500。
施工できる車両とオーナーは以下の通り。

○施工場所である横浜市近郊まで来ることができる。

○かまたと面識のある方(オフ会などでお会いしたことがあるなど)

ご希望の方は、かまたまでメールを⇒mail@vr6-exp.com
尚、この商品はナカザワ氏のご都合により断りも無く販売中止になることもあるので注意されたし。
ミスリルの施工はコーティング後にでもナカザワ氏と相談して欲しい。

このコーティング剤に出会ってから、ケミカルチューンを毛嫌いするのはよくないと反省している^^;
視野を広げて下さったナカザワ氏に感謝!ありがとうございました。

しかし・・・物心ついた頃からクルマ好きで、幾多のクルマを所有し、星の数ほどの自動車雑誌や書籍を読んできたけれど、いまだにクルマについてはよく分からない。これが本音。
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