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VR6の日常点検やってますか?
皆さんも自動車教習所で習われたと思いますが、愛車を運転する前の自主点検はドライバーの義務。
普段あまり気にかけない当たり前のことを、もう一度再確認してみようというのが今回のテーマです。

必要なのはお金じゃなくて”愛”なのです。


いや〜自分で言ってて耳が痛いです、色々な意味で^^;
やっぱやめていいですか?この特集。えっ?もう遅い?


VR6とは?
VR6 Explorer ポリシー
VR6 Explorer BBS
VR6 スペシャル
まずはエンジンから
VR6のエンジンルームです。

見慣れた光景でしょうが、日ごろ点検するべき箇所はどこにあるのかをもう一度おさらいしましょう。

思い出して下さい。
お金じゃなく”愛”ですよ。

左写真の番号順(1〜5)に説明していきます。
@エンジンオイルの点検
オイルが規定量入っているかを確認します。
量は多くても少なすぎてもダメです。
平坦な場所で、エンジンが冷えている状態、またはエンジンを停止してから2〜3分経過した頃に点検しましょう。
オイルの銘柄はお好みで選択されていいと思いますが、とにかく製造年が新しいものを投入するようにして下さい。いくらオイルが缶詰入りとはいえ、確実に缶の内部で酸化は進みますから。
ちなみにカマタは5000kmごとにオイル交換しています。

また、オイルの状態を頻繁に点検する方もいらっしゃるかと思いますが、妙にオイル消費の激しい固体でなければ月一回程度の点検で十分だと思います。
点検の為にディップスティックを引き上げ過ぎると、オイルが空気と触れる確立が多くなるので酸化する原因になったり、点検口から異物が混入する可能性も高くなります。

更にディップスティック挿入管を支持する部品は破損しやすいので、取り扱いに注意して下さい。

A冷却水量の点検

一目瞭然、エンジンが冷えている状態でリザーバータンクのmax〜minの間に液量が入っていれば充分です。
夏の暑い時期には、一日一回、エンジンに火をいれる前に確認したほうが安心かもしれません。冬場は週一回ぐらいでしょうか。

冷却水の管理はVR6の肝です。

Bブレーキ液

ブレーキ液リザーバータンクにおいて、液量が常にmax〜minの間になければなりません。
ちなみにブレーキ液は吸湿性であり、ブレーキ液中の水分が多くなると沸点が下がり、いわゆるベーパーロック現象が発生しやすくなり、ブレーキの効きが極端に低下します。
ブレーキ液は少なくとも車検のたびに交換したほうが良いでしょう。

Cパワーステアリングオイル

点検はフロントタイヤを直進状態にしてエンジンをかけ、停止して行います。

キャップを外すと、液位を示す棒が付いています。液量はやはりmax〜minマークの間に無ければなりません。
ステアリング操作時に「シュー」とか「ウィーン」などの作動音が頻繁に発生するときは、まず液量を点検してみて下さい。減っていると異音が出やすいそうです。

Dウォッシャー液

これは空になっていても、車が故障するようなことはありませんが、入っていた方が安心です。
アルコール系(メタノール)のウォッシャー液は、油脂を溶かすし、揮発性も高いので窓に付いてもすぐに蒸発するので、おススメです。

しかし、一部の安物のウォッシャー液にはゴムや樹脂パーツを劣化させる成分が含まれているものがあるそうです。
(恐らくその成分は低品質メタノール)
安物ウォッシャー液はプレナムチャンバーの劣化を進行させる場合もありますので、名前の通ったメーカー品でもゴム・樹脂系パーツへの低攻撃性を謳うモノを使用されたほうが良いでしょう。

※注意
カマタのVR6は96モデルのため、ATフルードの点検項目について記載しておりません。
タイヤ&ホイール
@タイヤの空気圧チェック

月に2回ぐらいやっておくと安心でしょうか。
ところで皆さんもちろん空気圧ラベルがどこに貼ってあるかご存知ですよね?

左写真のように、右側リアドアの開口部にあります。
の写真を拡大。

このようにGTIと併記してあるので、調整の際は充分に注意して下さい。

下側がVR6になります。
気圧調整中。

個人的な意見ですが、VR6は空気圧の変化に敏感な車だと思います。
ちょっとした空気圧の調整で乗り味がグッと変わります。

やはり小型車に大きなエンジンを積んでいることが大きく影響しているのでしょうか。

Aホイールボルトの増し締め

と、その前に、純正BBSホイールのボルトには樹脂カバーが付いています。
これを外すと初めてボルトが顔を出すのですが、その樹脂カバーを引き抜く専用工具が車載工具に含まれているのをご存知ですか?(右写真)
これ、中古でVR6を購入すると紛失していることが多いんですよ。
マタの場合、月に1,2回トルクレンチで増し締めしています。
フォルクスワーゲンが規定する締め付けトルクは120Nm(ニュートンメーター)ですが、識者の方々のご意見を伺うと130Nmがベストとのことです。
とくに大径ホイールやスペーサーを装備している方は130Nmでの締め付けが良いかもしれません。

トルクレンチは高価ですが、安心感は手トルクなどとは比較になりません。
正しい工具を用いて正しい数値での整備は快感です。
年に1回程度校正やオーバーホールが必要であったり、使用後はトルク調整を0に戻したりと色々手間もかかりますが、手元に1台置かれることをおススメします。
最後に
いかがでした?
今回はお金が全くかからない”愛情”点検にスポットを当ててみました。
エンジン関連の点検についてはフォルクスワーゲン・ゴルフの取り扱い説明書の内容をほとんどそのまま書いていますが、改めて読んでみると新鮮な驚きに満ちています。
恥を承知で申し上げると、僕はパワステオイルの点検はエンジンを停止したままでやってました^^;


巷に溢れるつまらない自動車メンテナンス雑誌で一喜一憂しているよりも、メーカー発行の取り扱い説明書を熟読するほうが、時間もお金も節約できるのではないでしょうか。

次回は「カマタのVR6、3年目の報告」です。
どうぞお楽しみに。

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